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『おっさんずラブ』最終回のあらすじと感想ネタバレ!

『おっさんずラブ』がついに最終回を迎えてしまいましたね。

現在、私は春田・牧ロスです。

この記事では、最終回の感想をネタバレとともに書いています。

※まだ内容を知りたくない方はお読みにならないようお願いします。

目次

『おっさんずラブ』最終回あらすじ

突然牧に降られてから1年。

自堕落な生活に戻った春田は、
部長と暮らすようになっていた。

見かねた部長に面倒を見てもらううちにずるずると同棲に。
なんとなく一緒にいるうちに、部長からフラッシュモブでのプロポーズ。

春田は、戸惑いながらもやはり流されて指輪を受けとってしまう。

一方、春田を想い身を引いた牧は、想いを吹っ切れずにいた。

春田が転勤する前に気持ちを伝えようとするが、
二人はすれ違ってしまう・・・

『おっさんずラブ』最終回の感想

春田と牧のいちゃいちゃをもっと見たい

どのキャラにも感情移入できて、
全員を応援したくなるドラマでした。

 

”王道の恋愛ドラマ”のごとく、
すべてのキャラに納得いく結末が用意されています。

 

言ってしまえばご都合主義ですが、
みんな幸せになってもらいたいと思ってしまうので、
とても満足のいくラストでした。

 

話がまとまったのはわかるけれど、
春田と牧のいちゃいちゃをもっと見たい。
他の人の恋愛模様も詳しく知りたい。

 

続編やらないかな…。

林遣都が美しすぎた

牧役の林遣都くんがイケメンすぎて、美しい。

普段はクールな牧。

酔っぱらって「つれえ…」とつぶやく弱った表情がたまりません。

そして、春田への文句を川に向かって叫びます。

本心を語らない牧の珍しい本音。

 

「無駄にいい体しやがって、いつ鍛えてんだよ」

と笑いを誘いつつも、

「なんで部長なんだよ!!」と不満をあらわにします。

我慢して我慢して、
酔っぱらった上でしかもやもや吐き出せない牧。

そんな牧の気持ちを思うと、
何がなんでも幸せになってくれ、と願ってしまいます。

シャワーで濡れながらのキス、
背伸びしてのおでこチューなどなど、

たくさんの見せ場がありました。

 

林遣都はこんなに美しかったのかと気付いた方も多いのでは。

そんな林遣都をもっと見たいという方へ朗報です。

次回作、映画「コーヒーが覚めないうちに」(9/21公開予定)
への出演が決まっています。

今度は大スクリーンで林遣都くんが楽しめます。
どのような表情を見せてくれるか今から楽しみです。

 

まさかのヒロインキャラ 黒澤部長(吉田鋼太郎)について

まさかのヒロインキャラ、
春田の上司の黒澤部長(吉田鋼太郎)。

吉田鋼太郎を一躍有名にしたのは
「花子とアン」での石炭王・嘉納伝助 でしょう。

炭坑夫からはい上がった、昔ながらの九州男児。

強面な吉田鋼太郎にぴったりの役でした。

 

ですが、今回は何故か、乙女キャラのヒロイン役です。

春田を健気に想い、
振り向いてもらおうと必死に尽くす部長。

いよいよ結婚式までこぎ着け、
場面は誓いのキスとなります。

それまでノリノリだった部長ですが、
戸惑う春田に「神様の前で嘘はつけないね」
とせつなげに切り出します。

 

春田を好きで好きでたまらないが故に、
本当の気持ちに気づいていたのでしょう。

 

「牧の所へ行け。披露宴はとっくにキャンセルしてある。何年お前の上司やってると思ってるんだ」
と、春田を送り出します。

気性に振る舞う部長ですが春田を見送った後、
眉を唇を噛み締める姿は涙を誘います。

 

そして、一人披露宴会場へ向かう部長。

お馴染みのメンバーが集まっていたので、
「キャンセルしてある」
は春田を動かすための嘘だったのではないでしょうか。

笑顔で「振られちゃった」と話します。
めちゃくちゃかっこいい、なんて大人な対応。

簡単に真似できるものではありません。

強面のおっさんなのに、
なんでこんなに切なくてかわいいんだろう。

仕事出来る上司バージョンとのギャップが半端ないです。

 

正直、吉田鋼太郎はなんでこの仕事を引き受けたんだろう…
と勝手に思ってしまっていました。

ですが、絶妙なはまり役でした。
引き受けてくれた吉田鋼太郎、本当に本当にありがとうございました。

 


今回は見せ場だらけで、どのシーンも見応えがありました。

その中でも話の要、春田が牧を引き留めるシーンは最終回の見せ場です。

 

優柔不断で流されてばかりの春田でした。
部長とも流されるがまま同棲、結婚式まで進んでしまっています。

その春田が、ここにきてやっと、自分の気持ちをきっぱり、はっきり牧に伝えるシーンです。

「俺と一緒にいても春田さんは幸せになれない」と語る牧に、

「勝手に決めんな!俺はお前と一緒にいたい!だから結婚してください!!」
と返します。

何も飾らずに、ただ真っ直ぐ叫ぶ春田。

優柔不断春田の最大の見せ場です。

今回ばかりは流されるのでなく、
自らのの強い意志で牧を引き止めます。

 

正直、ドラマ全体を通しても春田のかっこいいシーンはほとんどありません。

おっちょこちょいなヒロイン役として、
ポンコツで頼りない姿ばかり描かれました。

けれど、不器用でまっすぐな春田が、今回ばかりはかっこいい。

でもなんとやくかっこ悪くて笑えて、泣き笑いするようなシーン。

やっと、おさまるところにおさまった、
と見ているこっちもほっとしました。

最後、海をバックに二人が抱き合う場面はどこかで見たことあるけれど、
だからこそ安心した気持ちで見守ることが出来ました。

 

そして、話はエピローグへ。

家族で見るのは気まずいくらいの色気あふれるキスシーンです。

「もう我慢しないって決めたんで」

と、春田を押し倒す牧の楽しそうな顔。

すっきりとした笑顔に、なんだかこちらも嬉しくなります。
そして、それをやり返す春田。

恥ずかしさとにやにやが止まりません。

春田は男同士ででいちゃつくことに慣れていないので、
また牧にリードされるのでしょう。

まとめ

二人のいちゃいちゃをもっと見たい。

そんな気持ちいい余韻を残してくれました。

最後の最後まで、ごちそうさまでした(笑)