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『ヘッドハンター』ドラマ最終回のあらすじと感想ネタバレ!

テレビ東京のドラマBiz『ヘッドハンター』

6月4日(月)が最終回(第8話)でした。

月曜日の22時はこのドラマが楽しみだったのでちょっと残念です。

最終回のあらすじと感想ネタバレについて書いてみました。

 

目次

『ヘッドハンター』最終回のあらすじ

国会議員・藤堂と接触する黒澤。

藤堂には不正献金の疑いがかかっています。

黒澤は、藤堂から財務省ノンキャリアの川瀬の転職を命じられ、それに応じます。

川瀬は文書改ざんを担当した役人で、その口封じのため黒澤は動くことに。

そんな中、黒澤は事務所をたたむと言い出し、灰谷にも退職金を突き付けます。

黒澤に裏切られた灰谷は赤城らと結託し、反発しますが…。

『ヘッドハンター』最終回のゲスト出演者

山本耕史:川瀬次雄財務局・職員

堀部圭亮:藤堂誠一国会議員

 

小島秀公(テレビ東京アナウンサー):レポーター

 

出典:ヘッドハンター公式サイト

『ヘッドハンター』最終回の感想

黒澤はいい人だった

これからどうなるの?

黒澤の狙いはどこなの?

結局悪い人なの?

どうやってまとめるの?

と、最後まではらはらしっぱなしでした。

 

江口洋介もしっかり嫌な奴演技をするので、
本当に憎たらしく見えてきてしまい…。

 

でも、今までの黒澤は、
不可解な行動とっていてもきちんと狙いがありました。

 

きっと何が裏があるとわかっているけど、
それがわからないのではらはらどきどき。

 

最後、種明かしされ、話がまとまると、
そういうことだったのか!とすとんと納得することができました。

やっぱり黒澤は嫌な奴じゃなかった、と一安心。

この爽快感がヘッドハンターの見所の一つでした。

なんだかくせになり、次回も見たくなる。

 

最後の最後までその軸がぶれず、
魅力的なドラマに仕上がっていました。

爽快な結末にナットク!

川瀬は財務省を退職し、改ざん前の文書を公開することを決意します。

文書を持って立ち去ろうとしますが、藤堂に阻まれます。

「上のやることに口出しするな。アリはアリらしくしていろ!」

と吐き捨てる藤堂。

横柄な発言に、見ているこちらも腹立たしくなります。

そこで満を持して黒澤が登場。

「終わりなのはお前だ。裏金を受け取っただろう。あのホテルで」

裏金に関与したダグ社長をヘッドハント、さらに懇意にしていたホテルを買収したことを告げ、 藤堂を追い詰めます。

「今の俺のやり方で処理させてもらったよ」
と、とどめの一言!

めちゃくちゃかっこいい!!

実はホテル買収ははったりで、本当は支配人などを転職させていました。

黒澤の今の仕事は「人を動かすこと」

ヘッドハント、すなわち「人を動かす」には、対象者の心の内を深く理解する必要があります。

今回、「人を信用できない」という弱点を見極めて、藤堂を追い詰めました。

人の心の内を理解するには、相当な労力と気力を使うことでしょう。

黒澤は命を削って、誇りを持って、この仕事をしています。

あくまで、今のやり方で決着をつけた黒澤。

黒澤の思いがわからずもやもやしっぱなしでしたが、納得のラストでした。

 

美憂のセリフが胸に刺さった


出典:ヘッドハンター公式サイト

 

エピローグで、美憂が

「嘘つきの最大の罪は、人から信用されなくなることじゃない。人を信用できなくなること」

とつぶやきます。

 

普段はやる気ない発言の多い美憂ですが、
きちんと藤堂の本質を見極めていました。

 

嘘をつくと自分自身が追い詰められていくんですね。

何気ない一言でしたが、心に突き刺さるものがありました。

 

活躍場面は少ないものの、
SAGASUの紅一点として働く美憂。

 

不真面目な振る舞いで灰谷を困らせることが多いですが、
ターゲットの内面をよく見抜いています。

 

なぜSAGASUで働くようになったのか、
どんな思いで黒澤の元で仕事をしているのか、

美憂の心の内が気になります。

徳永えりをもっと見たい

今シーズンでは美憂の内面まで描かれることはありませんでした。

もし続編があるのならば、美憂の背景や過去をぜひ見てみたいです。

そんな美憂を演じるのは、徳永えりという女優さん。

あまり見覚えのない女優さんだったので少し調べてみたところ…。

映画「フラガール」で蒼井優の親友役、朝ドラ「あまちゃん」で若き日の夏ばっぱ役など、たくさんの有名作品に出演されていました。

よくよく見るとそういえばあの子!と、ぴんとくる役ばかりです。

7月からもドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の出演が決まっており、どうやら引っ張りだこの女優さんのよう。

これからもたくさんのドラマや映画に出演していくことでしょう。

徳永えりさんをもっと見たいという意味でも、ヘッドハンターの次回作に期待したいです。

まとめ

ヘッドハンターという仕事を通して、様々な業界・仕事を描いたドラマ。

普段あまり知る機会のない、仕事の裏側を見ることができました。

その上で、一体どうなるんだろう?というハラハラどきどき。

最後にはきちんと話をまとめ、爽快感と納得感もしっかりと得ることができました。

テレビ東京の強味を生かした非常に見応えのあるものでした。

シーズン2や映画などの次回作にも期待大です。