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『コンフィデンスマンJP』最終回の感想ネタバレ!ラストだけど0話?

こんにちは^^

『コンフィデンスマンJP』もついに最終回(第10話)ですね。

2018年6月11日放送の「目に見える物が真実とは限らない・・・何が本当で何が嘘か」について感想(ネタバレ含みます)を書きました!

目次

最終回あらすじ

「これだけ稼いだんだからもういいだろう」と、ダー子の元を去ったボクちゃん。

1年後、引っ越し屋で働き、主任にまでになっていました。

そんな中、気の弱い鉢巻という男が新人として入ってきます。

鉢巻は結婚詐欺にあってしまい、有り金全部を盗られたと話します。

詐欺の相手の似顔絵をかいてもらったところ、ダー子とリチャードと確認したボクちゃん。

鉢巻をダー子の部屋に案内します。

こんな騙しかたをするなんてと二人を問い詰めましたが、鉢巻の態度が一変。

柄の悪い男達が部屋に入りこみ、三人の身も拘束されてしまいます。

鉢巻の正体は中国系マフィアだと明かされます。

父を騙した”子犬”を探し、この三人にたどり着いたそう。

子犬は誰か突きとめるため、一人ずつ詰問を受けることになりますが…。

最終回の感想!(※ネタバレ含みます)

鉢巻との息を飲む心理戦!

五十嵐のスイートルームでも言われましたが、今回はちゃかさず、真剣に見てほしいです。

休む暇なく話がどんどん進みます。

ちょっとでも目を離すのがもったいない!

今回はスイートルームだけで話が進む密室劇。

派手な場面展開や長澤まさみの変身はありませんが、充分面白い。

見所は三人の追い詰められた(ように見える)表情です。

いつもは追い詰める側だけれど、今回は逆転してやられる側に。

リチャード、ボクちゃん、ダー子の切羽詰まった演技は見ものです。

なんだかんだ助かるんだろうな、とわかってはいるのですが、どこからが嘘なのかちっともわからず…。

鉢巻に殺されてしまう!?どうやって切り抜けるの!?と最後まではらはらしっぱなしでした。

最後、「どこから嘘!?」と鉢巻が叫びますが、こちらも同じ気持ち。

鉢巻だけでなく、視聴者もしっかり騙されていました。

そして、種明かしで今回の復讐劇自体が仕込みで、3人の過去すら偽りだったと明かされます。

やっぱりか…と思いつつ、でも過去話は少し本当の部分があるんじゃないかなと踏んでいます。

だって、「何が本当で嘘かわからない」がこのドラマのテーマですので…。

嘘ということが嘘、なんじゃないのかなと。

なんだか妙に説得力のある過去話でした。

さらに、この出来事の後、1話の冒頭に繋がることも描かれ、最終回だけど0話扱いだったのか!と驚かされます。

もう一つおまけに、いつものバトラーはこんな経緯で加わることになったとは!

細かな仕込みがたくさんあって、本編以外の部分でも楽しむことが出来ました。

鉢巻役・佐藤隆太の演技に注目!

今回のゲスト俳優は鉢巻秀夫(孫秀夫)役の佐藤隆太です。

ROOKIESや海猿など、熱血なイメージがある俳優さんかもしれませんが、今回はうって変わってマフィアのボス役。

少し意外でしたが、ダークな演技を見せてくれました。

気が弱い半引きこもり青年とみせかけて、実はマフィアのボス。

父を騙した”子犬”を探しており、ダー子達三人にたどり着いたと話します。

見つけたら「殺処分です」とにこやかに言い、

「こーいーぬーはーだーれーかーなー」

と問い詰める姿はなかなかに恐ろしいものがありました。

そして、最後のダーコとの正面対決。

“子犬”はダー子だと当たりをつけて問い詰めます。

「おい!」と凄む姿はかなり迫力があり、佐藤隆一にこんな一面もあったのかと驚きました。

ダー子の本心につけこみますが、少しずつダー子のペースに持っていかれます。

想像だけどね、と付け加えながら語られる父のこと、そして父の本当の想い。

それに納得したかのように見えましたが…。

最後の最後まで騙しあい

結局、ダー子達が鉢巻を騙していたというラストですが、それが明かされるまではらはらしっぱなしでした。

警官たちに「どうせお前らも偽物なんだろ!」と言い放ったものの、その警官たちは本物。

「ちょ、ちょっと待って。え、本物なの?」とうろたえ、

「何が嘘なの、何が本当なの!?」と叫びますが、まさにこっちもそんな気持ち。
鉢巻の狼狽ぶりが滑稽でした。

見ていて気持ちよかった。

三人と正面きって渡り合うシーンはなかなかの見応えがあり、最終回にふさわしいゲストとなっていました。

まとめ

最終回を見たら改めて1話を見たくなったし、

1話だけでなく全部を整理しながら見返したくなりました。

映画化の情報もありますが、それも本当かどうか怪しい…と思ってしまうから不思議(笑)

3人の活躍をもっと見てみたい!

映画化の続報を楽しみに待ちたいと思います。