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『グッド・ドクター』第7話のあらすじ感想!司賀院長のセリフと韓国版との違いは

『グッド・ドクター』第7話では、小児外科を卒業した菜々子が描かれます。

病気を克服し前向きに生きていた菜々子に、再び病魔が訪れます。

病気によってななこは彼氏と引き裂かれてしまうのか、心配ですよね。

また、湊に優しく語りかける司賀先生も見所の一つです。

この記事では8月23日放送『グッド・ドクター』第7話のあらすじと感想をまとめました。

 

『グッド・ドクター』第7話のあらすじ

ある日、夏美(上野樹里)の元に倉田菜々子(福田麻由子)がやってきます。

6年前に卵巣摘出の手術を受けましたが、今では保育士として立派に働いています。

「プロポーズを受けた」と報告し、付き合っている彼へ病気のことを話して欲しいと頼みます。

彼と菜々子で夏美の説明を受け、「結婚のことは考えなおしてくれていい」と涙ぐみながら話す菜々子。

ところが菜々子が救急患者として運ばれ、検査の結果、1つしかない卵巣に病巣があるとわかります。

 

『グッド・ドクター』第7話の感想

司賀先生 数々の優しいセリフ

湊を見守る、父親代わりの司賀先生(柄本明)。

いつも優しくて素敵な司賀先生なんですが、今回も心に残るシーンがありました。

湊は、子供のできづらい菜々子たちが別れそうになっていることが理解できず、司賀先生の元を訪れます。

「どうして好きあっている2人が離れ離れにならなければいけないんでしょうか」

そう訊ねる湊に、ゆっくりと答えます。

 

「湊、それが愛なんだよ。
 自分のことより、相手の幸せを心から願うことができる。
 例え遠く離れて会えなくなったとしても愛する心、愛された心は消えることはないんだ」

 

また、愛のせいで苦しんでいるなら自分が治してあげたいと訴える湊に、

「湊、医者にも治せないことがあるんだよ」

と優しく諭します。

とても優しいまなざしで湊を見守る司賀先生。

湊が幼い頃、その才能に気付き、湊を医師の道へと導いてくれました。

まだまだ未熟な湊にたくさんのことを教えてくれます。

 

ところが、司賀先生はガンを患っており、先が長くないようです。

「私に何かあったら、湊をよろしくお願い致します」

と、高山先生へ深々と頭を下げるシーンもありました。

湊を思う気持ちと、見守ってやれない悔しさと、その悲しみはいかほどでしょうか。

また、いずれ自分が遠くへ行ってしまうから、

「遠く離れても愛する心は消えない」

と、湊に伝えたんじゃないでしょうか。

その気持ちを思うと、胸が苦しくなります。

司賀先生 韓国版との違い

実は、原作(韓国版)と日本版とで、司賀先生の描かれ方は異なります。

原作(韓国版)で末期がんを患うのは司賀先生ではなく、実の父親。

暴力をふるわれたトラウマで湊は父親を憎んでいましたが、末期ガンとわかり、いろいろあった末に父親を許す、最終回で父親は亡くなる、という展開です。

(日本版の実の父親は第6話で登場しましたが、それっきり。
何も音沙汰もないので、もう登場しないのでしょうか…)

司賀先生は、亡くならずに湊を見守り続ける、という役どころです。

司賀先生の病気については、日本版オリジナルの設定のようです。

これから司賀先生はどのように描かれるのでしょうか。

そして、司賀先生が末期がんとわかった時の湊はどうなってしまうんでしょうか…。

湊のことを思うと胸が苦しいですが、これからの展開から目が離せませんね。

まとめ

優しい司賀先生のセリフが心に残る回でした。

原作(韓国版)と日本版とで描かれ方が違う司賀先生。

これからどんな風に描かれるんでしょうか。

司賀先生の行方と、湊の心の動きとに注目ですね。